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(フロントミッション関連記事のみ)
 
メディアワークスの月刊DengekiGAMES、2004年2月号。「シリーズの全貌を網羅した114ページ超特集」ということで、全198ページの半分以上がフロントミッションシリーズの記事で埋め尽くされている。4thは、発売から間もない発刊のため、ストーリー序盤のみが明らかにされ、攻略記事が中心(しかも途中まで)。除け者にされがちなガンハザードもあり。

図表・ゲーム画面が多用されたグラフィカルな構成で飽きない。欄外には用語解説や「WAP名鑑」「サブキャラ名鑑」などあり、ゲーム世界観の特徴を理解(一部に誤解も…)した誌面作りが伺える。また、Alternativeの分岐、1stのツィーゲ、2ndのレイブン・嫌なヴァンツァー、3rdの法春など断片的ながら攻略情報も掲載されている。スタッフインタビューはボリュームがあり、過去の雑誌・攻略本よりもかなり本音に近い発言と思われ興味深い。「名シーンBEST100」はいろんな意味で濃い。

“O.C.N.”などの誤字はどの書籍・雑誌でも日常茶飯事であるのでネチネチと指摘はしないが、2ndのCISU(旧CIU)とパイクが「U.S.N.の情報機関とそのエージェント」という扱いにされている点は看過できない。「WAP名鑑」にしても「Prim Rose」と紹介したかと思えば、次項では「Blizzia L」と書いたり、キャラ固有の「WAPコード」と「WAPの製品名」が区別できていないなど、編集者がにわかファンであることをさらけ出してしまっている。「フロントミッション特集」というアドバンテージやプレミアを考えれば、少々の不都合は相殺されてしまうのだが。

雑誌であるので、2ndの [ オフィシャルプレイヤーズガイド ] と同様に入手は難しく、出版社在庫のバックナンバーはすでにない。なお、DengekiGAMESは、この次号(2004年3月号)で休刊となっている。

メディアワークス(角川書店)
650円
2003年12月27日(2004年2月1日)