ブラジル連邦共和国

 関連項目
ソサエティ
ガーディアン

リオデサンボ
Lio de Sambo
ブラジル軍が配備する大型戦艦。対ガーディアン戦時に投入されたが、グレイブナーの奇襲によって撃墜された。

地名・施設
エスポルテ(Esporte)、インディコ市(Indico)、スメリオ市街(Smelio)コルガーレ(Colgare)、ガルツァ(Galza)、バイアブランカ(Bia Blanca)、ビアツェス市街(Biaceth)、サンコルテ市街(San Colte)
 
北部がアマゾン川流域とブラジル高原、南部がラプラタ水系河川流域に広がる平野からなる。首都のエスポルテのある南東部は北側が常夏のサバンナ気候、南側が涼しく乾季のない温暖湿潤気候となっている。

総人口は1億9740万人(2064年)。都市以外の人口密度はきわめて低く、廃墟と化した集落もある。ポルトガル語を公用語と定めてはいるが、移民者も多くさまざまな言語が使用される。通貨単位はソル(Sol)。大統領を元首とする連邦共和制。国内が26の州とエスポルテとブラジリアの2つの連邦区に分かれている。

2065年2月にアルヴァレス・カンドーザ大統領が(ソサエティにより?)暗殺されて以来、政治的に著しく不安定な状況が続き、ソサエティの情報拠点地となってからは、軍備増強・ソサエティ関係者の政界進出などが続いた。水面下ではソサエティ国民党など新党結成の動きが見られる。 国軍(一部のみ?)の機能はソサエティに掌握されている。


ソサエティ・ガーディアン戦
ブラジルにソサエティの重要拠点があるとの結論に至ったガーディアンは、グレイブナーらと共同でソサエティ本拠地探索のための本格的な作戦をエズポルテで展開。当初、ガーディアンは戦艦を複数隻調達し、自軍の兵力が回復してから作戦を開始する予定であったが、時間的余裕がないことから、グレイブナーらを中心にしたゲリラ型の作戦を展開した。ソサエティ側は、ブラジル国軍や大型戦艦リオデサンボを戦線に投入しこれに対抗。ソサエティは圧倒的な数的優位にあったが、グライブナーらが電波妨害施設やバイアブランカ基地などを強襲したことが奏効し、ガーディアン優勢で事態は沈静化した。

また、ガーディアンは本来の目的であるソサエティ本部・センチネルに関する情報を、ソサエティの情報拠点であるバイアブランカ基地で掴み、ソサエティ駆逐作戦は最終段階に移ることとなった。しかし、ガーディアンの主力部隊も今回の戦闘により大幅に戦力を落としたため、センチネルへ総攻撃を仕掛けられる状況になく、ソサエティの戦力回復前に少数による強襲で一気に叩くというグレイブナーの提案しを受け入れ、センチネルに潜入し、破壊に成功した。



●ブラジル高原、アマゾン川、ブラジリアとあるので文句なしに現ブラジル。設定では2つの連邦区とあるが、実際にはブラジリア連邦区ひとつのみ。エスポルテは「南東部で首都になるほど大きな都市で温暖」とされているので、サンパウロが妥当だろうか。
●正義のための予防戦争とはいえ、ガーディアンが市街地で暴れまわるとは…。国軍はソサエティの支配下にあるようだが、州軍はどのような状況にあったのか? 軍警・市警・連警、各々の動向も気になる。とっくに統合済みでソサエティの犬かも。
●上記にあるように戦艦「リオデサンボ」の攻略本での表記はLio de samboとされているが、ポルトガル語にそういったコトバはないようである。サンボがロシアの格闘技のことを言っているのであれば、よく似た単語に置き換えてRio de sambo(サンボの川)とでもなろうか。どちらにせよ意味不明…。雰囲気重視の造語か?
●ストーリーにはまったく関係ないが、ブラジルの国旗は州の数によって中央にある青い円の中の星の数が変わる。したがって2065年時の星の数は不明(現在は27個)。青い円は地球ではなく、共和制宣言をした1889年11月15日20時30分のリオデジャネイロの空の星を表したものらしい。