F.I.A.



 
 
Federal Intelligence Agency

連邦情報局。国内の諸犯罪、企業・政治家の不正、解決が困難な事件の調査を行う内報部と、国外での諜報活動、国際的犯罪者の検挙などを行う外報部からなるUSN唯一の情報機関。

USN成立時、併合予定国からアメリカ合衆国の諜報機関CAI(中央情報局)、NSA(国家安全保障局)、DIA(国防情報局)、FBI(連邦捜査局)の統合が要求されたことで、FIAを設立し組織の一本化を図ったが、FBIはあくまで国内犯罪の捜査を目的とした組織であるため統合は見送られた。

独自の作戦行動をとるために実行部隊を保有し、情報収集だけでなく戦闘行為をともなった作戦を展開する。外交戦略の強硬手段として、USN軍のバックアップによって全世界へ派遣されている。
 
     
 
FIA第6847特殊部隊「パープルヘイズ」
PURPLE HAZE
 
 
FIA直轄の実行部隊の1つ。8名で構成され、ミッションに応じて人員が選抜される。MIDASに関する一連の事件でOCU、大漢中へ派遣されていた。2112年11月時の部隊長はジョー・ペーカー。2104年設立?
 
     
 
 
ジョー・ペーカー(Joe Paker)
 
 
パープルヘイズ隊員。認識番号:SF05091BB346。ヴァンツァー操縦ミリタリーライセンス、空挺降下資格。2080年、メキシコ、サンルイス生まれ。97年、陸軍入隊。05年、FIA特殊実行部隊編成の際に転任。10年、パープル・ヘイズ隊長に就任。12年、MIDAS奪回作戦に参加。
 
     
 
シンディー・ペザント(Cindy Peasant)
 
 
パープルヘイズ隊員。認識番号:SF06013BD221。ヴァンツァー操縦ミリタリーライセンス、柔道三段。2086年、モントバ、ドーフィン生まれ。03年、USN海兵隊入隊。05年、自主退役。最終階級は一等兵。07年、ペーカーによりFIAにスカウトされ入局。11年、副隊長就任。12年、MIDAS奪回作戦に参加。
 
     
 
ガストール・マーザ(Gastor Mersa)
 
 
パープルヘイズ隊員。認識番号:SF04934BA051。ヴァンツァー操縦ミリタリーライセンス、ヴァンツァー整備ライセンス、業務甲情報処理ライセンス(パーフェクトワークスには政治学博士号取得ともある)。2072年、ウィスコンシン、マリネット生まれ。93年、マスティン大学工学部卒業後、ディアブルアビオニクス社に技術者として入社。03年、退社。FIAに技術サポートスタッフとして入局。10年、パープル・ヘイズへ転属。12年、MIDAS奪回作戦に参加。
 
     
 
デニス・ヴァイカート(Dennis Weikath)
 
 
180cm/75kg。認識番号:SF00306A9943。FIA西部/太平洋方面課主任。ヴァンツァー操縦ミリタリーライセンス、軽飛行機操縦免許、スキューバダイビング2級。2077年、オハイオ、コロンバス生まれ。98年、ミットン大学法学部卒業後、USN陸軍入隊。01年、退役。FIA入局。12年、MIDAS奪回作戦に参加。
 
     
 
ルカーブ・ミナエフ(Lukav Minaev)
 
 
185cm/78kg。認識番号:SF00357C0023。FIA西部/太平洋方面課課長。ヴァンツァー操縦ミリタリーライセンス。ラーブヌイでイマジナリーナンバーとして「製造」された。ラーヴヌイの研究所記録では「氏名:ピエールヴィ・Z・ヴィェーシィ。コード:TAX001。2084年、イマジナリーナンバー第1号として誕生。これ以降に製造されたイマジナリーナンバーよりも優秀で安定した精神を持つ良作であったが、後に精神障害が認められたので処分したとゴルボフスキーより報告を受ける」とされているが、同国のスパイとしてFIAに潜入している。FIAの記録は生年、生地など偽証・改竄済みの疑いが高いが、以下ようになっている。2084年、インディアナ、インディアナポリス生まれ。04年、オーレン大学政治学部卒業後FIA入局。08年、メキシコ危機事件で功績を挙げ、09年、同主任に就任。11年、同課長就任。12年、MIDAS奪回作戦に参加。沖縄海洋都市付近で消息を絶つ。
 
     
 
マーカス・アレン(Marcus Allen)
 
 
43歳(2112年時/2069年生まれ?)、身長185cm、体重82kg。USN軍。認識番号:UA10563F35799。ヴァンツァー操縦ミリタリライセンス、マーシャルアーツ教官資格、FIA客員隊員。妻、スーザン(Susan)。2069年、モンタナ州ハヴァー生まれ。87年、USN軍に入隊。第2次ハフマン紛争で、21歳の時に少尉に昇進。2100年、大尉に昇進し、第94機動第3中隊隊長に任命される。
 
     
 
●フロントミッションプロジェクト始動で名称が「F.A.I.」から「F.I.A.」へ変更。パープルヘイズの部隊章も変更された。右にあるのが3rd発売時の旧バージョン。
●実際はFBIも国内でのスパイ容疑者を検挙していたりするので、FIA開局時には部署によって組織改編が行われているかもしれない。NRO(国家探偵局)や、中南米国家の情報機関CISEN(メキシコ)、SIDE(アルゼンチン)などがどうなったのか気にならなくもない。