シンセミア


アフリカ紛争
ハイネマンインダストリィ
(サカタインダストリィ)

所属部隊員
メアリージェイン・デルシャフト
バズレイ・ステビンス
リーベルト・ドワイヤー

シンセミア小隊カスタムWAW(シュネッケ社製)
シュネッケの試作機DATURAやTOROPAをカスタム化した機体。3機の実戦データは、シュネッケのWAW開発にフィードバックされた。
トップ搭乗の強襲専用ダチュラ改クロランタ(SW-proto1 / CHLORANTA Tuned DATURA)、バッズ搭乗の特殊攻撃専用ダチュラ改ディスカラー(SW-proto2 / DISCOLOR Tuned DATURA)、リーフ搭乗のアトローパ改ベラドンナ高機動専用(SWC-proto1 / BELLADONNNA Tuned ATROPA)。
 
 
2030年頃、東欧、中東、北アフリカ方面などで名を馳せた傭兵チームで、メンバーは3名。いずれも詳細不明な点が多い。多彩な兵器による機動戦を得意とし、当初は改造を施した装甲車やヘリを用いていたが、アフリカ紛争期には主武装を改造戦闘用WAWへ変更。その機体に施されたトレードマークの交差十字(ヘンフンクロイツ)は兵士たちを恐怖に陥れたといわれる。クライアントや出資者には欧州系企業に関係するものが多い。

2029年、ハイネマンインダストリィから依頼でシュネッケの北アフリカ先進技術研究所を襲撃し、粒子ビーム兵器のパーツとなる分子素子ユニットを強奪。その際、ヴァンツァー誕生の功労者であるランドルト教授は死亡。

アフリカ紛争時には、EC所属の傭兵部隊として、ZAINGOのアドバイザーなど数々の重要任務を請け負っていた。紛争末期、レッキ港地下でのIAMCとの交戦後、消息は不明。
 
     
 
 
 
2002年生まれ?(2034年時、32歳)、身長175cm。シンセミア小隊隊長。ドイツ系。「トップ」というコードネームを持つ。アフリカ紛争後の消息は不明。
  2002年生まれ?(2034年時、32歳)、身長177cm。シンセミア小隊副長。ポーランド系アメリカ人。“死神バッズ”のニックネームを持つ。小隊ではメカニックを担当し、そのノウハウはシュネッケ社の戦闘用WAW開発にも反映されるほどであった。アフリカ紛争時には、ザイアス・チャルマンギマとバミア団を仲介するなどしていたが、紛争後の消息は不明。
 
2002年生まれ?(2034年時、32歳)、175cm。ドイツ系オーストラリア人。狂犬リーフと呼ばれていた。小隊では最前衛を務めたといわれる。アフリカ紛争後の消息は不明。
 
ご存知の方も多く「この期に及んで何を…」という方もいらっしゃるとは思うが、Alternativeにはドラッグ関連のコトバがネーミングに多用されている。シンセミアも大麻に由来し、リーフは葉っぱ、バッドは花房、トップは雌株、シンセミアは受粉前の雌株のバッドやトップを指す。「リーフ→バッズ→トップ→シンセミア」の順で有効成分のテトラヒドロカンナビノールの含有率が高いそうな。大麻といえば、多幸感・時間空間の狂いを行き起こす幻覚剤で人体に悪影響との認識が高いが、適正な投与で緑内障や腫瘍の抑制にも有効らしい。