ハフマン島は如何にして戦地となったか?
西暦2090年、各共同体国家が利権を争う中、オシアナ共同連合とニューコンチネント合衆国の間にハフマン島を巡る戦いの火蓋が切って落とされた。その二国間紛争の原因となった「ラーカス事件」のえん罪を被ってオシアナ正規軍を解雇された元陸軍大尉、ロイド・クライブは傭兵部隊“キャニオン・クロウ”にスカウトされて再び戦場に舞い戻る。人気SFCゲームが待望の小説化!
 
作:飯野文彦、シナリオ:岩崎秀雄。上の文章は裏表紙の紹介文。全361ページで途中に10枚ほど横山宏の挿絵がある。ストーリー、諸設定ともゲーム本編とは多少異なり、仲間にならないメンバーもいたりする。本文はほぼ句点ごとに改行されるという誉められたものないスタイルで、ページ数の割にはボリューム感はなく、描写も淡白なので純粋に小説としては物足りない。あくまでゲームプレイ後の余韻に浸るためのアイテム。

ログアウト冒険文庫
1995年7月22日