第2次ハフマン紛争参戦者名簿募集中

これは、企画に参加はしてみたいけど何を書いたらいいのかわからない…という人向けのガイダンスです。
FMOプレイ経験者を対象にして書いています。

どういうスタンスで文章を書くかは大きく3つに分かれます

( 1 )FMOの舞台となっている世界観をもとに、自分なりの空想を作り上げる。
( 2 )世界観とは距離を置き、自分がFMOで実体験した戦闘やSQメンバーとの交流を綴る。
( 3 )上記の( 1 )( 2 )を組み合わせて、体験と世界観を融合させる。

( 1 )についてもうちょっと細かく見ていきます

FMOの舞台となっているのは2090年という近未来、南米大陸の西に位置する架空の島ハフマンで起きた戦争。東南・東アジアとオセアニアからなる O.C.U.、アメリカ大陸のU.S.N.という2つの巨大国家間の軍事的な衝突です。ヴァンツァーという人型兵器が陸戦の主役として活躍しています。

こういった世界設定の中に自分の分身をおいて、どこで、どのようなことをしていたかを考えていきます。自分なりの世界観を作り上げていくという意味では、テーブルトークRPGのゲームマスターに似ています。
「なるほど面白そうだ」と思った方とは私とよいお友達になれそうですが、フロントミッションはすでにシリーズ作がたくさん出ているので、設定の範囲も量も膨大です。それらを踏まえて経歴や戦況を書かれている猛者もいらっしゃるものの、やはり簡単に世界観を把握することは難しいので、とりあえず企画に参加したいという場合には( 2 )の方がいいでしょう。

( 2 )のやり方は、世界設定をほとんど知らなくても書けます

経験したこと、実際の装備や、戦った場所をそのまま書くだけです。
ここでは、ヒントになりそうな着眼点を簡単に説明して、それに続く「 」で例文を載せておきます。

1. 最低限、自分がO.C.U.側なのかU.S.N.側なのか、そして所属する部隊(SQ)の名前を書いた方がそれっぽくなります。
O.C.U.なら「O.C.U.陸防軍第1軍機械化師団機動部隊×××(SQ名)」
U.S.N.なら「U.S.N.陸軍戦車師団特機部隊△△△(SQ名)」

2. では、あなたはどこで戦っていましたか? あなたの主戦場を思い出して見ましょう。
単に「激戦区」「占領区」と書くよりも、「激戦区のミサイル基地やラークバレー」「占領区のミニトン」など具体的に書いた方が読んでいる人もイメージしやすいです。
「占領区の砂漠地帯で遠距離攻撃・砂漠戦のスペシャリストとして活躍した」
「ミサイル基地防衛任務を担う少数精鋭グループに属していた」

3. 次に、あなたのジョブは何でしたか?
アサルト、ミサイラー、メカニック、ジャマー、レコン、スナイパー、コムスの7つ以外でも役割や装備によって通称がありました。ストライカー、SSメカ、RDメカ、テイカー、グレネーダー、ロケッター、マーカー、オトリ役、暗殺役、ステスナ、ステアサ…
単にジョブを書くのもいいですが、次のようにするのも手です。
「○○の専門家」 「○○のエキスパート」 「ベテラン○○」 「腕利きの○○」
いろいろこなせる器用さが売りなら
「ポリバレント」 「ユーティリティ」 「オールラウンダー」 「ゼネラリスト」

4. 好んで使っていた武器や装備は何ですか?
WSG、300mMG、ステルスBP、ジェットBP、テンダス、タイヤ脚…
何も凝ったことを書こうとする必要はありません。素直な気持ちで事実を書けばいいのです。
「300mMGを使い遠距離からの射撃や援護を得意とした」
「高所からの狙撃を好みジェットBPを常用していた」
「スナイパーを志していたが部隊の方針に合わず、アサルトへ転向せざるを得なかった」
「有志で開催されたというタイヤ型レッグを使ったレースに出場」

5. ゲットした迷彩やアイテムにはどんなものがありましたか?
持っているアイテムからどんなプレイスタイルだったか読み取れることがあります。
森林迷彩を持っていたのならあなたは森林のセクターに何度も出撃していたはず。
つまりは森林戦に長けているのです。同じく砂漠戦、市街戦に長けた人もいるでしょう。
「占領区の湿地帯に出撃することが多かった」

ヘルメットなら、戦車・ヘリ・WAPのいずれかの撃破数が1000を超えているはず。
ですから、それぞれアーマーバスター、ローターバスター、ヴァンツァーバスターという称号を持っていることを意味します。
「前線での出撃は少なかったが、ヘリコプターの撃墜を得意としローターバスターと呼ばれていた」

青や紫のベレーは統制区で、赤ベレーは占領区で500〜2000機の敵ユニットを撃破した実績を持っています。
ニット帽
は偵察任務クリア数が50に達しています。
よって、統制区や占領区あるいは偵察任務を知り尽くしているという証です。
「すべてのセクターを知りつくすまでに占領区・統制区への出撃で多くの実績を持つ」

キャップを被っていたなら敗北率が30%を上回っています。緑のキャップなら60%以上です。
勝ちに恵まれない部隊にいたかもしれません。
「目立った戦果は上げられなかったものの、U.S.N.の進軍を食い止めるべく果敢に戦ったという」

イベントの手伝いをたくさんやったというなら「特殊任務に参加経験が豊富」という感じで。
野良一筋なら「転々とした」「渡り歩いた」「さすらう」「流浪する」という言葉を使ってみるといいかもしれません。

後日談としては、「静かに余生を送る」「次の戦地へ」「作戦中行方不明」「戦死」「その姿を見たものはいない」と締めるパターンが多いでしょう。他にも「父親の仕事を継いだ」「結婚した」など、死亡フラグを逆手に取るのも面白いですね。

以上を踏まえて書いてみます。

氏名 : Cost.One
オーソドックスなアサルトタイプとして、O.C.U.陸防軍第1軍機械化師団機動部隊「C1」に所属し、主に統制区で活動。階級は曹長。
愛用のFV-22マシンガンを両手に装備し、ヘリコプターを次々と落とす姿から「ローターバスター」と呼ばれていた。目立った戦果は残していないが、部隊を超えて多数の特殊任務に参加し、サポート役として広く知られていたようである。
停戦後は依願退役し、実家の牧羊業を継いだ。(本文195字)

ね、簡単でしょう。
次に部隊の説明も加えてみますが、フロントミッションの専門用語は使ってません。
世界観でなく、自分が実際に何を思い、何をしたかが大事です。

新兵の訓練の場でもある統制区任務に、激戦区用の機体で参加するパイロットと認めないという独特な思想により運営されていた部隊「C1」。部隊では所属パイロットはベテランであろうと新兵向け機体に搭乗することを強要したという。(109字)

もし、PvP経験が豊富なら仲間といろんな戦術を練った思い出や、逆に意見が衝突して物別れになってしまったいう苦い経験があるかもしれません。あるいは、よく当たる敵SQとのドラマがあったでしょうから、そのあたりも盛り込んでみると、自分らしさがより出てくるものと思います。他のSQにお世話になったことなんかも書いてしまいましょう。面識があるなら、名前を出されてもそう悪い気はしないはずです。
何かひとつでもエピソードが思い浮かべば、半分できたようなもの。いずれにしても、自己顕示するつもりで「自分はこんなに充実したFMOライフを送った」ということをアピールする心があれば、なんとかなるはずです。

参加をお待ちしています。 それではノシ

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