バーグ運輸部隊



 
 
2102年のクーデターの際、アロルデシュ・クーデター軍の攻撃を受けたリミアン駐留基地から脱出したファルークら、ラマンストン基地のノーランドら、OCU情報部、CISUのエージェント、マッカージェの側近マルダなどからなる私設部隊。クーデター軍の首謀者マッカージェと深い関係にあるサリバシュ・ラブラが反クーデターを目的として指揮したヴァンツァー部隊で、クーデター及びフェンリル事件の解明の足がかりをつくった部隊でもある。

クーデター発生直後に、行き場を失ったノーランドら数名のOCU軍兵士らがサリバシュに保護を求めたことが部隊発足の起因。反クーデターというサリバシュの考えにOCU兵士らが同調し、自然発生的に部隊となった。後に、フェンリル奪還を目的としたOCU軍情報部将校と、その調査にあたるCISUエージェントが部隊に加わったことが、フェンリル事件の核心に触れるきっかけとなっている。OCU国防軍はフェンリル計画に関する機密保持のため、ダークギースなどを派遣して、計画露呈に関与した部隊メンバーの暗殺を試みたが、失敗に終わっている。
 
     
 
 
 
2052.4.14−(50歳/2102)M168/98O型OCUアロルデシュ人民共和国バーグ運輸バーグ運輸オーナーアロルデシュの首都ダカの郊外で運送会社「バーグ運輸」を経営。アロルデシュが貧しい現状から抜け出すには、他国からの支援を当てにするのではなく,国民が自ら自立のための努力をすべきだと考えている。他国、すなわちOCU排斥の支持者へ武器を提供するため密輸に関与しているが、OCU当局などから捜査を受けるなどしている。クーデターでは国民の手による自立を望むサリバシュと軍事的手段に踏み切った義理の息子マッカージェと敵対関係となった。陸防軍のノーランドとは旧知の間柄。

2052.4.14
 OCUアロルデシュ、ダカ市生まれ。
2067
 ダカ近郊の鉄鋼工場に勤務。
2080
 イラリア・アマルカーナと結婚。
2083
 長女リラ誕生。
2085
 退職しバーグ運輸起業。
2089
 船舶による貿易業務を開始。
2090
 工場勤め以来の親友であったヴァラン・マッカージェが急逝し、その息子のヴェンを身元引受人となる。
2092
 妻イラリア死去。
2094
 OCU加盟に対する反対運動展開。
2097
 OCUが、OCU軍の武器をアロルデシュ国内に密輸した疑いで、バーグ運輸を強制捜査。
2099
 OCU加盟5周年についてのANBCによる質問の回答をする。
2102
 クーデター軍への対抗武力部隊を組織。鎮圧後、政府代行委員となる。
 
2077.4.11−(25歳/2102)M178/75A型OCUアロルデシュ人民共和国OCU海防軍総海部第31上陸機動大隊「マディ・オッターズ」OCU海防軍伍長MO3324-00Bounder

2077

 現アロルデシュ人民共和国生まれ。
2095
 アロルデシュ陸軍に志願入隊。訓練過程でヴァンツァ−操縦資格を取得。
2096
 上等兵としてアロルデシュ陸軍大6機械化師団に配属。
2098
 陸軍少尉に昇格。陸軍第3機械化師団に配置転換となる。ロブ・アザドを首謀者とするクーデターの阻止に関与。アロルデシュ陸軍を除隊。
2100
 OCU軍に追加志願兵として入隊。アロルデシュ人民共和国OCU海防軍リミアン駐留基地に派遣される。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターで、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
 
2065.7.25−(36歳/2102)M176/88O型OCUアロルデシュ人民共和国OCUアロルデシュ陸軍第1機械化師団OCUアロルデシュ陸軍大尉AA1-F1257Noukoマッカージェの思想に共感し、その側近クーデター実行部隊の指揮をとった。クーデター蜂起後に異なる理想を持つマッカージェと対立し、バーグ運輸部隊に参加。

2065.7.25
 OCUアロルデシュ、ランプル市生まれ。
2084
 高校卒業後、陸軍士官学校に入学。
2084
 ヴァンツァー操縦資格取得。陸軍第6機械化師団に配属され、少尉に昇格。
2090
 第6機械化師団第2機動中隊に配属され、中隊長に着任。中尉に昇格。
2098
 第1機械化師団第2機動中隊副隊長に着任。大尉に昇格。
2102
 クーデター蜂起後に単身で軍を離れ、バーグ運輸の部隊と合流。
 
2072?-(30歳/2102)M173/65不明OCUオーストラリアCISUBasureroフェンリル計画調査のためクデーター下のアロルデシュへ渡り、バーグ運輸の部隊に参加。フェンリル回収任務につくOCU軍情報部とともに行動。クーデターが終結しフェンリル破壊後はスタンリー大尉らとフェンリル事件の内部告発の調査を進めた?
 
2075.12.21−(26歳/2102)F170/52A型OCUオーストラリアOCU陸防軍第2軍情報部OCU陸防軍大尉A2S032-93Topaz士官学校を優秀な成績で卒業し,第1希望であった陸防軍情報部に配属。チャンジャン将軍の直属の部下として最高機密に関わる任務についていた。クーデター時はアロルデシュのフェンリル回収任務についていた。クーデターが終結しフェンリル破壊後はCISUのパイクらとフェンリル事件の内部告発の調査を進めた?

2075.12.21
 OCUオーストラリア生まれ。
2093
 OCU陸防軍士官学校に入学。専攻・心理学、情報工学。
2095
 士官学校を卒業後、本人の希望により情報部情報2課のパン・チャンジャン少将のもとに着任する。陸防軍少尉。
2098
 チャンジャンの推薦により中尉に昇格。
2101
 USNに対する諜報活動の功績が称えられ、大尉に昇格。東南アジア地域の担当士官に就任する。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
エイミア・マッカラム
Amia McCalum

2077.6.2−(25歳/2102)F165/56A型OCUオーストラリアOCU海防軍総海部第31上陸機動大隊「マディ・オッターズ」OCU海防軍一等総兵MO3367-97Cute Bird

2077.6.2
OCUオーストラリア生まれ。
2097
ウィルナ航空大学を卒業後、OCU軍へ志願入隊。
2098
OCU海防軍総海部第3陸上支援航空団の輸送パイロットに着任。2等飛兵。
2099
1等飛兵へ昇格。OCU海防軍総海部第3上陸支援航空団の空挺師団輸送パイロット着任の辞令を受けるが、着任を拒否し、地上勤務への配置転換を希望。ヴァンツァー操縦資格訓練を受ける。
2100
アロルデシュ人民共和国内のOCU海防軍リミアン基地に派遣される。
2102
ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデーの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
ジョイス・S・ホイットフィールド
Joyce S. Whitfield

2076.1.30−(26歳/2102)M180/80B型OCUオーストラリアOCU海防軍総海部第41上陸機動大隊「マディ・オッターズ」OCU海防軍一等総兵MO3043-94 Duskman 

2076.1.30
 OCUオーストラリア生まれ。
2094
 ヨーク高等学校を卒業後、OCU軍へ志願入隊。
2095
 ヴァンツァー操縦資格を取得。OCU海防軍総海部第16上陸機動大隊へ配属。
2100
 女性問題による訓戒を受ける。 第41上陸機動大隊に配置転換。アロルデシュ人民共和国内のOCUリミアン駐留基地へ派遣。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
ロズウェル・タラーナ
Roswell Tarana

2072.9.8−(29歳/2102)M168/62AB型OCU日本OCU陸防軍第1軍第89機動大隊「ダル・スタッグス」OCU陸防軍軍曹A10333-60Bilancia補給部隊出身で機械整備に精通。軍ネットワークのパーソナルデータを無断に書き替えるなどしており、比較的高度なコンピューター知識も備わっている?

2072.9.8
 OCU日本生まれ?
2090
 OCU軍に入隊。
2091
 ヴァンツァー操縦資格取得。第3機動大隊へ配属。
2097
 昇格。陸防軍第1軍第122機動大隊に配属?
2100
 OCUアロルデシュ共和国のラマンストン駐留基地に配属。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
ロッキー・アーミテジ
Rocky Armitage
 
2073.7.10−(28歳/2102)M190/80B型OCUオーストラリアOCU陸防軍第1軍第89機動大隊「ダル・スタッグス」OCU陸防軍軍曹A14332-91Jack Armsオーストラリア人と東南アジア系のハーフ。ノーランドの部下。

2073.7.10

 OCUオーストラリア生まれ。
2091
 OCU軍へ志願入隊。
2092
 ヴァンツァー操縦資格取得。陸防軍第2軍機動部第3遊撃機動隊に2等総兵として配属。
2099
 軍曹に昇格。第1軍第37機動大隊へ配属。
2100
 少尉昇格を拒否。OCUアロルデシュのラマンストン駐留基地への配属を志願。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
ミツヅカ サユリ
Mitsuzuka Sayuri

2081.9.30−(21歳/2102)F159/45B型OCU日本OCU陸防軍第2軍情報部OCU陸防軍少尉A2S008-01Bold Cat情報部ではスタンリーの部下として諜報活動に従事

2080.9.30
 OCU日本生まれ。
2099
 OCU軍に志願入隊。
2100
 OCU陸防軍第1軍第126歩兵師団に2等陸兵として配属。ベオグラードへゲリラ鎮圧部隊として派遣。撤退中に作戦指揮官バラック・シモア中佐が負傷、指揮系統が混乱した際、独断で撤退ルートを指事。結果、部隊は全滅を免れた。帰還後、戦地殊勲賞を授与。軍曹に二階級昇格。
2101
 OCU陸防軍第2軍情報部部長パン・チャンジャンの推薦により、同部2課に配置転換。少尉に昇格。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
トマス・ノーランド
Thomas Norland

2054.10.15−(47歳/2102)M175/85AB型OCUオーストラリアOCU陸防軍第1軍第89機動大隊ダル・スタッグスOCU陸防軍大尉A10897-75Ace Joker 未婚。

2054.10.15
 OCUオーストラリア生まれ。
2075
 OCU陸防軍士官学校に入学。
2077
 卒業後、第1軍第3機動大隊へ。少尉。
2079
 軍所有のガソリン約2tを横領した疑いで起訴。証拠不十分で無罪。
2080
 エストニア内戦のおけるOCU軍派兵で初の実戦参加。軍の食料をエストニア商人に横流ししていたとして1ヶ月の謹慎処分。その食料によって国民の飢えをしのげたとして、エストニア政府から勲章を授与されたため、処分は無期延期。中尉。
2086
 ハフマン危機発生でハフマン島へ派兵。89年までに島内の国境を越えて侵入してきたUSN軍車両を14機撃破、捕虜9人確保の功績により大尉昇格。
2090
 91年のハフマン紛争終結まで第3機動大隊の中隊長として前線の任務に就く。
2091
 オーストラリアに帰還するが、直後に軍事裁判の被告として召喚。容疑は紛争中の食料・武器弾薬・燃料の横領で23項目。いずれも立証不可能で無罪。
2093
 ガボン内戦に派遣。情報集作戦を実行中に反政府軍に捕らえられ、行方不明となるが、OCU特殊部隊(ドミンゴ・カイアット大尉ら)により救出される。
2098
 OCUアロルデシュのラマンストンへの転属志願募集に応募し、派遣期間は2年であるが、すでに2回、自ら期間延長を申し出、承認されている。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
グリフ・バーナム
Griff Burnam

2067.8.19−(32歳/2102)M182/106AB型OCUオーストラリアOCU海防軍総海部第41上陸機動大隊マディオッターズOCU海防軍軍曹MO1098-87Kasumi既婚。ドイツ系。

2067.8.19

 OCUオーストラリア生まれ。
2088
 フランドル工業高校を卒業後、OCU軍に志願入隊。
2089
 ヴァンドルングパンツァー操縦資格を取得。OCU海防軍総海部第25上陸機動大隊へ配属。当時の階級は2等総兵。
2090
 第2次ハフマン紛争勃発でハフマン島へ派兵。戦闘参加はなし。
2091
 1等総兵へ昇格。
2092
 伍長に昇格。OCU日本の福岡にあるOCU海防軍ビナーズ駐留基地のヴァンドルングパンツァー教導隊に転属となる。
2098
 軍曹に昇格。
2101
 OCUアロルデシュのリミアン駐留基地に転属。
2102
 ヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
コーディー・ホッファ
Cordy Hoffa

2076−(26歳/2102)F178/65不明OCUアロルデシュ人民共和国Durablerフリーのエージェント。闘技場でソロ競技に参加し,チャンピオンになるほどの実力者である。ミツヅカ・サユリとは,彼女が歩兵部隊にいた頃諜報員として知り合い,それ以来のつきあい。2102年のヴェン・マッカージェを首謀者とするクーデターの際、OCU軍のフェンリル計画の謀略の露呈に関与。
●重要な人物のみ画像を掲載しています。「トマスをそっちのけで、どうしてパイクが?」との声もありそうですが、ここではキャラへの思い入れやゲーム本編での存在感より、世界や国にどれほど影響を与えたかが重視されます。なので、ジョイスやロッキーの叶わぬ恋やロズウェルつながりのリトルグレイなどなど個人的なことは割愛しています。
●個人データの“不明”というのは、「資料がないのでわかりません」という意味でなく、「資料に不明とあること」を意味してます。通常、詳細不明項目については空欄か項目自体設けていません。
●ロッキーの「2100年、少尉昇格を拒否」はなぜ? グレニーとは2095年以降あっていないようなので、彼がらみではない。